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皇居および赤坂御用地周辺地域のタヌキの生息状況と移動経路の考察

※無断転載禁止

執筆:宮本 拓海 (NPO法人 都市動物研究会)
2008年8月


■概要

・宮本、NPO都市動物研究会らによるデータベースには、皇居・赤坂御用地など「御所グループ」周辺で12件の目撃情報が記録されている。
・皇居、赤坂御用地、新宿御苑、明治神宮は自然環境が豊かで、いずれもタヌキの生息が確認されている。
・鉄道や土地利用状況を検討すると、皇居、赤坂御用地、新宿御苑、明治神宮の間をつなぐタヌキの移動経路が推測できる。日常的な行き来は難しいが、移動不可能ではない。
・明治神宮からさらに西側でもタヌキは生息しており、関連性が予想される。
・皇居のタヌキは戦後ずっとそこに生息していたと推測される。人為的移入の可能性はゼロではないが、低いと考えられる。

■前文

 2008年7月、天皇陛下が論文「皇居におけるタヌキの食性とその季節変動」[文献1]を共同執筆されたことが新聞各紙で報道された。皇居および赤坂御用地にタヌキが生息することは以前から知られており、国立科学博物館などが調査研究を行っている[文献2][文献3][文献4]。
 一方、宮本、佐々木洋(プロ・ナチュラリスト、NPO都市動物研究会理事長)、NPO都市動物研究会は東京都23区内のタヌキの情報収集や調査を行ってきた。収集した情報は300件以上(2008年7月現在、23区外および隣接県を含む)になり、それらはデータベース(テキストファイル)にまとめられている。その情報の中には皇居、赤坂御用地周辺地域のもの含まれている。

 皇居および赤坂御用地は、大都市の中の孤立した緑地という特徴を持つ。これらの敷地内は自然環境が豊かであるためタヌキの生息が可能であるが、その外側での生息状況は知られていなかった。また、皇居および赤坂御用地に生息するタヌキが敷地外のタヌキと交流があるのかどうかも判明していない。

 この報告書では、皇居および赤坂御用地周辺地域での目撃情報から、生息状況や移動経路を検討する。

■「御所グループ」について

 私は[文献5]の中で、東京都23区内のタヌキの生息分布を7つのグループに分類した。その中の1つが「御所グループ」である。「御所グループ」は、皇居、赤坂御用地、新宿御苑、明治神宮という4つの大きな緑地から構成されている領域である(明治神宮と代々木公園は一体とみなす)。これらの場所は皇族の居住地、または皇室ゆかりの場所であることから「御所グループ」と命名した[図1](その他の6つのグループについては [文献5]を参照のこと)。
 「御所グループ」の特徴は、自然が豊かな4つの緑地から成ること、一方でその緑地の周囲は開発が非常に進んでいて、緑地が孤立した「島」のようになっていることである。緑地内にタヌキが生息していることは疑いないが、これらの不連続の緑地の間をタヌキが行き来できるかどうかは以前からの注目点であった。

[図1]御所グループと鉄道の地図。黒線はJR線。

[図2]標高データを重ねた地図

■「御所グループ」の目撃情報

 宮本、NPO都市動物研究会らによるデータベースの中から、「御所グループ」近辺での情報を表にした。
(「その他」の項目の末尾はデータベースでの登録番号。)

番号
年月
場所
その他
01
2002年3月 千代田区千代田、半蔵門 1頭。朝日新聞などで報道。上野動物園に収容され、現在も飼育されている。(千代田区01-001)
02
2006年11月 千代田区大手町1丁目、外堀通り 1頭。交通事故死体。(千代田区01-003)
03
2007年夏 千代田区千代田、代官山通り 1頭? (千代田区01-004)
04
2008年1月 千代田区永田町1丁目 1頭。2008年1月にTBSテレビ「イブニング・ファイブ」などで放映。国会裏交差点を横断し、国会議事堂敷地内に入っていった。(千代田区01-005)
05
2008年3月 千代田区六番町 1頭。(千代田区01-006)
06
2008年7月 千代田区永田町2丁目 1頭。参議院議員会館前道路を横断。(千代田区01-007)
07
2004年夏 港区赤坂9丁目 1頭。(港区03-001)
08
2005年秋 港区赤坂9丁目 1頭。(港区03-002)
09
2006年夏 新宿区内藤町(=新宿御苑) 1頭または2頭。2006年9月放映のテレビ朝日「素敵な宇宙船地球号」の中でタヌキ映像が紹介される。(新宿区04-006)
10
2007年3月ごろ 新宿区若葉1丁目 頭数不明。(新宿区04-015)
11
1999年7月 渋谷区代々木神園町(=明治神宮) 1頭?。佐々木洋氏が目撃。雑誌「季刊リラティオ」Vol.6に掲載。(渋谷区13-004)
12
不明 新宿区新宿3丁目 1頭。JR新宿駅の東口で目撃。テレビのニュース番組で放映された。放映日など不明。2000〜2005年の間と思われる。その後、JR新宿駅全体で改装工事が続けられ、現在は生息していない模様。(新宿区04-019)

 その他、場所不明確な情報が2件ある。

・2005年10月、港区元赤坂2丁目、1頭、(港区03-003)
・2005年頃?、港区元赤坂2丁目、5〜6頭、(港区03-004)

 元赤坂2丁目はその大部分を赤坂御用地が占めている。この2件の情報は赤坂御用地の外での目撃と思われるが、詳細な場所の情報が欠けている。

 これら12件の位置を地図にプロットしたものが[図3]である。(※注:プロット位置は厳密に正確ではない。)

[図3]目撃情報のプロット地図。数字は表の番号に対応している。

 目撃情報からは、皇居、赤坂御用地、新宿御苑、明治神宮のいずれの敷地にもタヌキが生息しているのは明らかである。

 4つの緑地以外で、定住の可能性が高い場所がいくつかある。
 ひとつは国会議事堂西側地域である。「国会にタヌキ」というテレビニュース(目撃情報04)に驚かれた方は多いだろうが、私はこの近辺でのタヌキの生息を以前から予想していた。それはタヌキが好む環境である「緑地」と「高低差のある場所」という条件がそろっているからである[文献5]。北から順に、衆議院議長公邸・参議院議長公邸、日比谷高校、日枝神社、首相官邸・公邸と緑地が連なっている。また、国会議事堂や日枝神社は周囲から20m近くも標高が高い台地の上にある。「外堀通り」や「溜池山王」の一帯は谷地形を江戸城外堀に転用したものである。このような自然環境条件および地形条件から、タヌキが定住できているのではないかと予想していた。
 次は、赤坂9丁目である。ここは現在は「東京ミッドタウン」(2007年開業)で有名な観光スポットになってしまった。元々は防衛庁があった。防衛庁の頃は、緑地がそこそこあり、人口密度も(周囲と比べて相対的に)低いことからタヌキの生息は可能だったと思われる。しかし、東京ミッドタウン建設工事によってタヌキはここから追い出されたと考えられる。最新の目撃情報に注意しなければならない地域である。
 この近くには氷川神社(赤坂6丁目)や乃木神社(赤坂8丁目)などの寺社があるので、そういった場所を拠点にタヌキが生息している可能性は高い(そしてまた、この一帯も高低差のある場所である)。やや西に離れた青山霊園にタヌキが生息している可能性があるが、これまでに目撃情報は無い。
 もうひとつは、市ヶ谷から紀尾井町へと続く外堀の一帯である。北から順に、JR市ヶ谷駅〜JR四ツ谷駅の線路周辺、上智大学、ホテルニューオータニと連なっている。外堀は天然の谷地形を利用したり、開削したりした低い地形になっている。
 現時点では六番町での目撃しかないが、もっと広範囲に生息しているのではないかと予想している。

■4つの緑地をつなぐ回廊

 皇居、赤坂御用地、新宿御苑、明治神宮の4つの緑地は周囲から孤立したような印象があるが、タヌキはこれらの間を行き来することは可能だろうか。それともこれらの緑地に生息するタヌキたちは、周囲から孤立した個体群なのだろうか。ここでは、これらの緑地をつなぐ経路を検討する。

 タヌキが移動する場合、目的地の場所が最初からわかっているわけではない。そのため、途中で食べ物を得たり、ねぐらになる場所を探したりといった日常生活ができる必要がある。つまり、タヌキの生息条件を満たす場所を通過しながら移動していると考えることができる。
 食べ物を確保しやすいのは、地面が舗装されていない、植物がはえている場所、地面が露出している場所である。たぬきがねぐらとするのは、側溝や建物の床下、木のうろ、藪の中、その他、人目につかない雨風のしのげる場所である。意外に思われるかもしれないが、線路の上はこれらに近い環境条件を持っている。しかも鉄道の運行が停止する深夜は非常に安全な場所になり、夜行性のタヌキには好都合である。
 以上の条件を念頭に、地図および航空写真(Googleマップ)で状況を確認、さらに実際に現地を歩いて環境条件を観察し、移動の経路を推測した[図4]。
(A〜Hは図4に対応するルート。以下では西から東方向への順路で書いているが、逆方向の移動も同等に考えられる。)

(1) 明治神宮〜新宿御苑 (約600m=障害物を無視した最短距離、以下同じ)

 明治神宮の東側はJR山手線の原宿駅に接しているため、タヌキは簡単に線路に侵入できる。線路を北上して代々木駅に達し、そこからJR中央総武線を東に進めば千駄ケ谷駅に到達する。千駄ケ谷駅は新宿御苑の南端と接しており、タヌキの侵入は容易である。このルートならば、交通量の多い明治通りなどを容易に突破できるという利点がある。[ルートA]
 JR代々木駅で方向転換をせずに北上を続ければ、新宿駅はすぐそこである。一時期、新宿駅構内にタヌキが生息していた(目撃情報12)が、この個体群は明治神宮から来たものと推測している。 [ルートB]
 また、線路を使わない経路として、北参道から道路沿いに東進、明治通りを横断して新宿御苑へ向かう最短経路のルートもある。 [ルートC]

(2) 新宿御苑〜赤坂御用地 (約800m)

 新宿御苑の南端から千駄ケ谷駅に侵入し、JR中央総武線を東進すれば信濃町駅に達する。その近辺から南に向かえば明治記念館などを経由して赤坂御用地に到達する。あるいはさらに東進して、四ツ谷駅を経由するルートや、JR線路を使わずに国立競技場、明治神宮外苑、慶応病院などを経由するルートも考えられる。複数のルートが予想されることから、タヌキの移動は比較的容易と見られる。 [ルートD、E]
 この付近は土地の高低が激しく、JR線路は高架になったり崖下(人工的に掘った場所)を走ったりするが、線路から出入りできる場所は複数存在するようだ。

(3) 赤坂御用地〜皇居 (約1200m)

 この経路には次の3つが予想される

◇ 番町ルート [ルートF]

 四ツ谷駅付近から番町(六番町→一番町)を経由し代官山通りに到達するルート。
 四ツ谷駅付近は谷地形で(かつての江戸城外堀)、斜面が緑地になっている。タヌキの定住が可能と思われる場所である。
 そこから東へは緑地が少ない場所が続く。各国大使館や公園、庭のある住宅などタヌキが利用できそうな場所はあるが、塀に囲まれた敷地が多く、侵入が制限されているのが難点である。学校も多いが、花壇や畑などタヌキの食事に役立つ土地は少なそうである。

◇ 麹町ルート [ルートG]

 ホテルニューオータニまたは上智大学から麹町(新宿通り近辺)を経由して半蔵門に到達するルート。
 上智大学グラウンドは四ツ谷駅からつながる谷地形で、やはり外堀の一部である。同グラウンドと、その南のホテルニューオータニの庭園はタヌキが生息していてもよさそうな場所である。
 その東には清水谷公園、グランドプリンスホテル赤坂、参議院宿舎予定地という緑地があるが、タヌキが生息しているかどうかは不明である。そこから東へはビルが林立する地帯で、タヌキには利用しにくい場所である。
 麹町を通らずに、国道246号(青山通り)沿いに東進、最高裁判所を経由して桜田濠土手に到達するルートも考えられる。

◇ 永田町ルート [ルートH]

 ホテルニューオータニから衆議院議長公邸・参議院議長公邸、国会議事堂、最高裁判所、桜田濠土手などを経由して半蔵門に到達するルート。
 山王日枝神社を中心に緑地があり、タヌキの目撃例もあることから定住が可能と思われる地域でもある。
 3つのルートの中では最も遠回りであるが、相対的には移動しやすいルートである。

 以上3つのルートが考えられるが、前記の(1)(2)に比べると、緑地が少ないこと、横断しなければならない道路が多いことなど、タヌキの移動には不利な状況である。移動する場合、いずれも最短で1日、または数日かければ到達可能な距離ではある。ただし、必ずしも最短距離で移動できるわけではないため実際には日数がかかってしまうだろう。いずれのルートも現実には到達の確率は相対的に低いと思われる。

(4) 明治神宮から西へ

 最後にもうひとつ、明治神宮から西へ向かう経路を考察する。
 明治神宮・代々木公園は西側で小田急線(図4の緑の線)に近接する。その線路をつたえば、そこからさらに西へ移動することが可能である。このルートでは山手通りを安全に突破できる。小田急線は山手通りの下をくぐった辺りで高架線になるが、そこからは線路をおりて住宅地を経由して西に移動できる。
 実際、データベースによれば、2005年以降、元代々木町(1件)、西原(2件)、大山町(2件)(いずれも渋谷区)での目撃情報があり、タヌキが定住しているものと推測される。これらは「京王線グループ」に属する地域である[文献5]。

[図4]予想される移動経路

■考察

 皇居、赤坂御用地、新宿御苑、明治神宮の4つの緑地は豊かな自然環境が存在し、タヌキにとっては非常に良い居住環境がある。実際にこれらの緑地の中ではタヌキの生息が確認されている。一方、緑地の外はタヌキが暮らしやすい環境は非常に少ない。そのためタヌキは緑地の中にとどまり、周辺には分布が広がりにくくなっている。これらの緑地は「孤島」のようになっているとも言える。
 しかし、4つの緑地は完全に孤立しているのではなく、相互に移動は可能な距離にある。日常的な行き来は難しいものの、 子どもが成長して親から独立する時にこれらルートを移動して隣の緑地にたどり着くことは不可能とは言えないだろう。

 「御所グループ」は、西側で「京王線グループ」につながっている。東京都23区全体のタヌキの生息分布からは西の武蔵野台地上に多く生息していることがわかっている[文献5]。「御所グループ」の東側は、古くから(江戸時代以降)開発された「下町」で、タヌキの目撃情報はほとんど無い。これらのことから、「御所グループ」のタヌキたちは武蔵野台地上のタヌキたちと関連性があるものと考えられる。

■考察2 皇居のタヌキはどこから来たか?

 現在の自然環境を考えれば、皇居にタヌキが生息することは何ら不思議ではない。では、過去にも生息していたのだろうか。
 [文献1]によれば、1950年代初頭までは都心部でも捕獲例があった。その後、皇居では1970年頃、1983年頃、1987年頃に目撃例があった。1990年代半ばからは目撃が増えた。2000年の[文献2]では、皇居にタヌキとハクビシンが定住している可能性が指摘されている。この[文献2]ではタイトルにもあるように、タヌキとハクビシンは人為的移入、つまりペットが逃げ出したものまたは放獣されたものが定着したとされている。

 一方、筆者は[文献5]で、明治以降現在まで東京都区部のタヌキが絶滅したことはない、と推測している。皇居についても、長年緑地環境が維持されてきたことから戦後もずっとタヌキ個体群が維持されてきたのではないかと推測している。
 皇居でのタヌキの目撃が途切れていることについては次のような理由が考えられる。タヌキは夜行性で、慎重な性格であるため、いつでも目撃できる動物というわけではない。タヌキを探すという明確な目的を持って調査しなければ、その存在を確認することは難しい。皇居のように豊かな植生の場所では人間が簡単に立ち入りできない場所もあると思われ、タヌキは誰にも見つからず生活することもできただろう。
 人為的移入については、それを否定することはできないが、その可能性は非常に低いように思われる。タヌキは人間に慣れないため、ペットとしては非常に飼育が難しい動物である。室内飼いでは部屋中で暴れ回るため、屋外の飼育小屋で飼うのが最も無難だろう。ハクビシンもやはりなつかない動物であり、ペットには向かない。こういう事情もあって、タヌキもハクビシンもペットとしてはほとんど流通していない動物である。皇居などに以前からずっとタヌキが生息していた可能性、あるいは本稿で見てきたように外部から自力で流入してきた可能性の方が 人為的移入の可能性よりも 高いように思われる。
 赤坂御用地、新宿御苑、明治神宮についても同じような状況と考えられる。しかも、これらの間を行き来することができるのならば、全体としての生存の可能性も高まるだろう。

■今後の課題

 タヌキの調査研究の基礎データとして、今後も東京都区部での目撃情報の継続的収集が必要である。ただし、「御所グループ」地域では4つの緑地以外は定住が難しいため、タヌキが目撃される機会も少ないだろう。少ない情報を確実に得られるよう、広報宣伝活動を怠ることはできない。
 同時に、過去(戦後=1950年代以降)の生息情報の収集も行いたい。高度成長期の頃は各地で自然環境が破壊され、多くの野生動物が分布を減少させた。にもかかわらず、現在都心部にはタヌキが確実に生息している。タヌキは一時期東京都区部から消え去っていたのか、それともしぶとく生き残ってきたのかはまだ完全には解明されていない。過去の情報を収集することによって、生息分布の変化が明らかになるかもしれない。皇居のタヌキに関わる情報が得られる可能性もあるだろう。

 タヌキがどうやって生活しているのかを知ることも重要な課題である。緑地の中では豊かな自然環境がタヌキたちを支えているのは明らかだが、緑地の外ではどのような生活をしているのか関心が持たれる。フンの分析などで食生活を明らかにすることができるだろう。機会が得られれば継続的に調査を行いたい。

■文献

[文献1] 「皇居におけるタヌキの食性とその季節変動」
国立科学博物館研究報告A類(動物学)34巻2号
酒向貴子、川田伸一郎、手塚牧人、上杉哲郎、明仁
2008年

[文献2] 「皇居内に移入されたハクビシンとタヌキについて」
国立科学博物館専報 Vol.35
遠藤 秀紀、倉持 利明、川嶋 舟、吉行 瑞子
2000年

[文献3] 「赤坂御用地に生息するタヌキのタメフン場利用と食性について」
国立科学博物館専報 Vol.39
手塚 牧人、遠藤 秀紀
2005年

[文献4] 「赤坂御用地に移入されたタヌキの病理解剖学的検討」
国立科学博物館専報 Vol.39
遠藤 秀紀、林田 明子、上塚 浩司
2005年

[文献5] 「タヌキたちのびっくり東京生活 都市と野生動物の新しい共存」
著:宮本拓海、しおやてるこ、NPO法人都市動物研究会
技術評論社、2008年

■使用地図

本稿に掲載した地図は国土地理院発行の以下の数値地図を複製・使用した。
「数値地図5mメッシュ(標高) 東京都区部」
「数値地図50mメッシュ(標高) 日本II」

数値地図からは「数値地図ビューア」を使用して基本図版を作成、さらにAdobe Photoshop CS3、Adobe Illustrator CS3で加工して完成図版を作成した。
「数値地図ビューア」は、片柳由明(品川地蔵)氏によるMacintosh用アプリケーション(シェアウェア)である。


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