2020年5月製作
キーキャップ向けのフォントを自作してみました。
Chicagoフォントは、1990年からMacを使っている私にとっては大好きなフォントですが、キートップで使うと視認性がやや悪いと感じることがありました。
具体的には「O」「D」「Q」の区別、「V」「U」の区別です。
Chicagoフォントをちょろちょろいじってもよかったのですが、著作権だのなんだの面倒そうなので、自分でリデザインすることにしました。
デザイン作業はAffinity Designerを使いました。ようやくAdobeから卒業です。
デザインのポイントは次のような点です。
・「O」「D」「Q」の区別、「V」「U」の区別を明確にする。
・数字0は「スラッシュ・ゼロ」
・大文字「I」は上下にセリフ付き。
また、Chicagoフォントとの差別化のため以下のようにもしています。
・文字バランスはChicagoフォントと異なる(縦横比が違います)。
・曲線は使用しない。単に面倒だったからです(笑)。キートップ上では小さいのでカクカクは目立ちません。
その他
・キートップでだけの使用なので字間、行間は一切考慮しない
・記号類も一通り作成する。
・小文字は作成しない…一部作ってますが。
Planck EZに実装した写真です(LEDは消灯しています)。
矢印キーは以前デザインしたタヌキの足跡です。
シカゴに関係する名前を考えました。いろいろ調べてみたのですが…。
「シェッド水族館」(John G. Shedd Aquarium)の名前を頂戴することにしました。館名からおわかりかと思いますが、Sheddは人名、創設の寄付金を提供した実業家の名前です。
私の唯一の海外旅行経験はシカゴだけです。しかも仕事出張でした。その時にシェッド水族館にも行ってきました。
ベルーガとかワニガメとかいたなあ。
当時も大きかったのですが、今でも「世界最大級の屋内型水族館」だそうです(最大ではないのでしょうが)。