TTTキーボード研究室


4×4を実装する

2021年8月

●BM16Sキーボードを組み立てる

24キーの「Re: CUT Key」はスマホのキーボードとしてとても役に立っていました。
唯一の欠点はかさばることでした。かばんなどに入れることを考えると、高さが意外とあるんですよね。

もっと小さいキーボードを探してみたのですが、なかなかありません。そして目をつけたのが、4×4のキーボード、BM16Sでした。これは中国製の組み立てキットです。
4×4の配置は以前にも構想していましたので、無茶なことではありません。それに、Kailh Low Profile Switchesなので小さくできそうです。

PCBの商品ページはこちら。

BM16S 16 KEYS PCB CHOC SWITCH PROGRAMMED NUMPAD LAYOUTS QMK FIRMWARE RGB SWITCH LEDS

組立には以下のパーツを購入する必要があります。私はAliExpressで購入しました。
・PCB(ネジも付属)
・プレート(説明では必須とは書かれてませんのでいらないのかも)
・ケース
・キースイッチ Kailh Low Profile Switches 
・キーキャップ Kailh Low Profile keycap
(ちなみに送料込みで合計8360円でした。)
他に、細いマイナスドライバーを用意してください。
なお、USB接続はType Cです。

IMG_5719

左からPCB、プレート、ケース。手前がネジとゴム足。

IMG_5726

キースイッチとキーキャップ(ブランク)。

IMG_5728

PCBにプレートとキースイッチを取り付け、ケーブルをつないで点灯確認。この段階でキー入力も確認。ついでに自作キーマップも書き込む。

リセットにはボタンはなく、PCB上の配線穴をピンセットでショートさせるようになっていますが、それは面倒なので、キーマップには必ずリセットを入れておきましょう。購入時点のデフォルトでも、4隅のキーのどれか2つの組み合わせでリセットできるはずです(記録してないのでどれかは忘れました)。

IMG_5821

完成です。キートップは、プリンタで印刷した紙を透明テープで貼り付けただけです。4ヶ月使って、今のところ貼り替えはしていません。明らかに水には弱いので、雨などでぬらさないよう気をつけています。

●キー配列

上の写真でだいたいわかるでしょうか?
両手で持って、両親指だけで入力します。今回は片手入力のことは考えていません。

下段左から2番目は「左OSL」で、次に打鍵すると青文字が入力されます。

下段右から2番目は「右OSL」で、次に打鍵すると赤文字が入力されます。

左下を押しながらキーを押すと、黄文字が入力されます。数字と算術記号を入力できます。

右下を押しながらキーを押すと、緑文字が入力されます。記号とカーソル移動を入力できます。

左下を押しながら右下を押すと、backspaceです。
右下を押しながら左下を押すと、enterです。

これまでも24キーで使い慣れていたので、最初の設定のまま変更なしでずっと使い続けています。

●使用感など

BM16Sは、以前のLet's Split(半分)よりも小さくなったのですが…
なんか変だな、と思って重さを計ったところ、Let's Split(半分)は158g、BM16Sは178gで、なんと小さいBM16Sの方が重いのでした!
ええー。
ケースが金属製で重すぎるんですよ…。

サイズはずいぶん小さくなったんですけどね。

●今後の予定

探求はまだ続くのだろうか?…。


片手キーボードを試行錯誤してみたのリンク

片手入力キーボードの方針

個人的な片手入力の歴史

片手入力キーボード最初の試作 (2020年9月)

「Re: CUT Key」=CUT Keyの応用 (2020年9月)

さらなる実験:Planck EZに実装する(2020年9月〜11月)

●4×4を実装する(2021年8月)

Dumangキーボードで片手キーボードを試してみる(2023年1月)

5×5を実装する(2023年2月〜5月)

再び4×4を実装する(2023年6月)

Dumangキーボードで片手キーボードを試してみる その2(2023年10月)


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