TTTキーボード研究室


5×5を実装する

2023年2月〜5月

●winry25キーボードを組み立てる

4×4キーボードはキーが少ない…。では5×5キーならどうだ?
ということで試してみました。

spiderislandのwinry25です。
AliExpressのspiderislandのショップで扱っています。

購入時のままだとキーキャップ+キースイッチ含めて197g。
軽量化のため一番上のアクリルプレート(キースイッチの外周)と底板のアクリルプレートを外しました。底板は代わりに0.5mmのプラ板を取り付けます。
薄くなったのでネジスペーサー(M2)も短いものに取り換えねばなりませんでした。
これで148g。満足できる重さです。

IMG_6595

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底板のプラ板、USB-Cにマグネット端子を付けているので、少しふくらんでいますが実用上問題無し。

QMKのソースコードの場所は
qmk_firmware/keyboards/spiderisland/winry25tc
です。

もう結論、行きます。
5×5は意外とでかかった…。6×4よりも1キー多いので当然と言えば当然です。

何よりの問題は、真ん中の列。子音なので右指の担当ですが、微妙に遠い…。なぜ? 奇数列というのも使いにくく感じました。

ということで、短期間であきらめ、また4×4に戻るのでした。

なお、キー配列では同時押しや略語も使用していますが説明省略。片手キーボードで同時押しと略語を採用したのはこれが初めてです。


片手キーボードを試行錯誤してみたのリンク

片手入力キーボードの方針

個人的な片手入力の歴史

片手入力キーボード最初の試作 (2020年9月)

「Re: CUT Key」=CUT Keyの応用 (2020年9月)

さらなる実験:Planck EZに実装する(2020年9月〜11月)

4×4を実装する(2021年8月)

Dumangキーボードで片手キーボードを試してみる(2023年1月)

5×5を実装する(2023年2月〜5月)

再び4×4を実装する(2023年6月)

Dumangキーボードで片手キーボードを試してみる その2(2023年10月)


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