東京タヌキ探検隊タイトル

タヌキ?それともハクビシン?アライグマ?

東京タヌキ探検隊!に寄せられるタヌキ情報の中にはハクビシンと思われるものもまじっています。また、目撃した動物がタヌキなのかハクビシンなのか迷っている例もあります。アライグマの目撃例もあります。そこで、これらを見分けるポイントを紹介します。


重要!

東京タヌキ探検隊!ではこれらの動物の目撃情報を収集しています。情報収集の目的や連絡先などの詳細はこちらのページをご覧ください。ご協力お願いします。

対象地域:東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県
     大阪府および隣府県(実際のところは全国どこでもOKです)
対象動物:タヌキ、ハクビシン、アライグマ、アナグマ、キツネ、イタチなど

タヌキ

タヌキ

見分けるポイント
★尾は地面に届かない長さで、模様はありません。
★肩の黒い模様は遠くからでも目立ちます。
★夏毛(6月〜10月ごろ)になると毛が短くなり、やせて見えます。その姿はイヌのようにも見えます。
★毛が抜けてしまう例のほとんどはタヌキです(疥癬症の症状)。病気の進行状況によって外見はさまざまです。Googleの画像検索で「タヌキ 疥癬症」を検索してみてください。全身脱毛すると「謎の未確認動物」にしか見えません。

その他のポイント
●黒い模様は個体により差があります。全体の体色が黒っぽい個体もいます。肩の黒い模様が目立たない個体もいます。
●鼻が黒く、顔の黒模様が鼻(吻)の上面で左右つながっている個体もいます。ただし、その場合でもアライグマのように両目の間に黒い模様がはいることはありません。
●幼獣の成長は速く、8月になると成獣と変わらない大きさになり、区別が難しくなります。幼獣とはっきりわかるのは6月〜8月の短い期間だけです。

タヌキの赤ちゃん

タヌキの赤ちゃん

写真は東京都内在住者に提供していただきました。[無断転載不可]

見分けるポイント
★全身真っ黒で、イヌの赤ちゃんやクマの赤ちゃんに間違われやすいです。
★足指は4本です。ただし、前足は5本目の指(親指)があります。イヌの足指とまったく同じです。
足指の形は足跡のページで確認できます。

その他のポイント
●出産は4月後半〜5月前半です(東京都23区の場合)。
●生後約1ヶ月までは全身真っ黒で、巣から外に出ることはほとんどありません。
●巣から外に出る頃にはタヌキらしい模様になっています。

ハクビシン

ハクビシン

見分けるポイント
★尾が胴体に匹敵するほどの長さです。
★極端な胴長短足です。
★「塀の上を歩く」「木に登る」「電線の上を歩く」という動物はたいていハクビシンかアライグマです。
★鼻がピンク色です。

その他のポイント
●体色は上のイラストのように3つの型があります。
 淡色型=胴体とそれ以外の濃淡差がはっきりしている。
 暗色型=全身がほぼ同じ暗い色に見える。
●「フェレットを見た」という目撃情報もまれにありますが、それはハクビシンと思われます。「フェレット」とは「ヨーロッパケナガイタチ」のことで、日本にいるイタチによく似た体型です。尾は短めで、頭胴長はタヌキやハクビシンよりも小柄です。

アライグマ

アライグマ

見分けるポイント
★尾にシマ模様があります。
★体色は灰色系です(まれに茶色系もいます)。
★「塀の上を歩く」「木に登る」「電線の上を歩く」ことができます。

★後脚で立ち上がることができます。タヌキやイヌやネコではかなり無理な姿勢です。

その他のポイント
●タヌキによく似ていますが、分類は異なります。
●アライグマはやや背中を丸めたような姿勢です。タヌキはイヌ科動物なので、脚がまっすぐ下に伸びています(ネコにも似ている)。

ニホンアナグマ

ニホンアナグマ

見分けるポイント
★目のまわりの黒模様の部分は小さい
★全体に平べったい体型

その他のポイント
●東京都23区内にもごく少数が生息しています。
●なぜかハクビシンとよく間違われます。アナグマの尾はハクビシンよりずっと短いです。
●種アナグマはユーラシア大陸に広く生息しています。その内、日本に生息するのが亜種ニホンアナグマです。亜種ニホンアナグマと日本国外の亜種では体色や模様のパターンが異なります。ネット検索する時には「アナグマ」ではなく「ニホンアナグマ」で検索した方が見分けるための役に立つでしょう。

ネコ

ネコ

●長毛種のネコ、特にメイン・クーンとペルシャはタヌキに似ています。茶色系だと遠目には見間違えることもあります。(イラストはメイン・クーン(ブラウンクラシックタビー))
●野良、半野良のメイン・クーンやペルシャもいます。東京都23区内で、私は過去に3頭目撃しています。

イメージ検索も活用してください

Googleのイメージ検索で「タヌキ」「ハクビシン」などと入力すると、画像があるホームページを見つけることができますので、それで記憶を確認してみてください。

Googleイメージ検索で「タヌキ」を検索
まれにアライグマやアナグマの画像が混じっていますのでご注意ください。間違ったタヌキのイメージが定着してしまっていることがわかります。

Googleイメージ検索で「ハクビシン」を検索

Googleイメージ検索で「アライグマ」を検索

間違ったタヌキ

間違ったタヌキ

ほとんどの日本人が持っているタヌキのイメージはこんな感じではないでしょうか。 しかし、これは本物のタヌキとはあまりにもかけ離れたものです。 本物のタヌキとよく見比べて、イメージを修正してください。

このページの文章とイラストの利用について

■文章

文章には本文の他、イラストの引き出し線の説明文も含みます。

タヌキや類似動物についての正しい認識を持ってもらうため、文章部分の使用は自由とします。東京タヌキ固有の部分は不要ならば削ってかまいませんし、地域固有の特徴があれば自由に追加してください。

参考文献としてホームページ「東京タヌキ探検隊!」を明示していただければありがたいです。

印刷物を作成する場合、このページの内容が「参考になった」と思ったならば宮本あてに完成品を送付してください(義務ではありません)。送付先はメールでお問い合わせください。
ホームページの場合はURLをお知らせください。


■イラスト

このページに掲載されている画像データは使用は無料とします。ただし、必ず出典を明記してください(ホームページやブログなどの場合はリンクしてください)。画像の改変はかまいませんが、その旨も書き添えることをお願いします(「元画像を一部改変」など)。

・以下は高解像度のイラストデータについて

印刷目的などでより高解像度のデータを必要とする場合は、セットで1万円とします。
1目的の使用について許可しますが、期限は無期限です。例えば「地方自治体の害獣駆除の配布資料で使用」ならば1度使用料を払っていただければずっと利用できます。
「1目的での使用」の厳密な定義は現段階では決められませんので、それぞれの申し込みごとに判断します。(他の部署での使用はダメだが、学校内ならOK、などといったことが想定されます。)

イラストのセットには以下のものが含まれます。ホームページに掲載しているものと同じです。

(全身)タヌキ、タヌキ幼獣、ハクビシン、アライグマ、ニホンアナグマ、ネコ、間違ったタヌキ
(正面顔)タヌキ、タヌキ幼獣、ハクビシン、アライグマ、ニホンアナグマ

どのイラストを使うかは自由です。
ファイル形式はPhotoshopです。他の形式を希望する場合はご連絡ください。
画像の大きさは全身図の場合、横方向が約2500ピクセルです。
イラストのデータには文字は付きません。説明文を追加するのは自由です。

使用する場合は「イラスト提供:東京タヌキ探検隊!」と明記してください(あるいはこれに準じる方法で明記してください)。

印刷物を作成する場合、完成品を宮本あてに送付してください。送付先はメールでお問い合わせください。ホームページの場合はURLをお知らせください。

※つまり、イラストや写真を自前で調達できるならば、東京タヌキ探検隊!への使用料の支払いはまったく不要ということです(文章は使用自由なので)。


■写真

タヌキの赤ちゃんの写真は有料にてデータを提供します。価格等については別途ご相談となります。ただ、ご覧のように画像が粗いのでご注意ください。
この写真は東京都内在住者による提供です。撮影の経緯等については一切お答えすることはできません。

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