東京タヌキ探検隊タイトル

皇居のタヌキ関連情報

天皇陛下の皇居のタヌキの論文(2016年)

天皇陛下らが共同執筆された論文「皇居におけるタヌキの果実採食の長期変動」(原題は「Long-term trends in Food Habits of the Raccoon Dog, Nyctereutes viverrinus, in the Imperial Palace, Tokyo」)(明仁、酒向、手塚、川田、2016年)は国立科学博物館のページからダウンロードできます
※今回の論文は英文です。

この論文についての宮本による解説記事をホームページ「いきもの通信」に掲載しています。
 「皇居におけるタヌキの果実採食の長期変動」の読み解き方

天皇陛下の皇居のタヌキの論文(2008年)

天皇陛下らが共同執筆された論文「皇居におけるタヌキの食性とその季節変動」(酒向、川田、手塚、上杉、明仁、2008年)は国立情報学研究所のページからダウンロードできます。「国立情報学研究所 CiNii 本文PDF」をクリックするとPDFファイルがダウンロードされます。

この論文中に引用されている『(中野,2007)』とは、2007年12月の朝日新聞(東京版)の記事です(中野とは記者の名前)。この記事の中では宮本や都市動物研究会による生息分布図などが取り上げられていますので、間接的ながら宮本・都市動物研究会のことが言及されていることになります。

この論文についての宮本による解説記事をホームページ「いきもの通信」に掲載しています。
 「皇居におけるタヌキの食性とその季節変動」の読み解き方 前編
 「皇居におけるタヌキの食性とその季節変動」の読み解き方 後編

また、宮本による報告書「皇居および赤坂御用地周辺地域のタヌキの生息状況と移動経路の考察」(2008年)を東京タヌキ探検隊!ホームページで公開しています。宮本とNPO都市動物研究会が収集した皇居・赤坂御用地の周辺地域のタヌキ目撃情報、この地域でのタヌキの移動経路について報告しています。

その他の皇居関係の論文

国立情報学研究所ホームページからは以下の論文もダウンロードできます(いずれもページ内の「国立情報学研究所 CiNii 本文PDF」をクリックするとPDFファイルがダウンロードされます)。

皇居内に移入されたハクビシンとタヌキについて」(遠藤、倉持、川嶋、吉行、2000年)

赤坂御用地に生息するタヌキのタメフン場利用と食性について」(手塚、遠藤、2005年)

赤坂御用地に移入されたタヌキの病理解剖学的検討」(遠藤、林田、上塚、2005年)

また、書籍「皇居・吹上御苑の生き物」(国立科学博物館皇居生物相調査グループ、世界文化社、2001年)でも皇居のタヌキとハクビシンについて短く報告されています。

※上記論文タイトルは「移入された」、つまり「どこか外からやって来た」とされていますが、宮本は「昔からそこにいた」という説をとっています。


ラジオテレメトリーを用いた皇居におけるタヌキNyctereutes procyonoidesの行動圏調査」(川田、手塚、酒向、2014年)

国立科学博物館専報に掲載された論文です。


カメラトラップを用いた赤坂御用地におけるホンドタヌキの個体数推定」(岩﨑、斎藤、酒向、小泉、手塚、金子、2017年)

東京都心部の赤坂御用地におけるタヌキのタメフン場における個体間関係」(小泉、酒向、手塚、小堀、斎藤、金子、2017年)

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